アロマオイル生活活用方法
精油選定方法
エッセンシャルオイルといっても植物精油のものから化学的に合成したものまで色々あります。エッセンシャルオイルの香りをただ楽しむ目的でどちらでも良いでしょう。しかしアロマセラピーなど植物の効能、効果を期待するのであれば購入の時にどうしても注意が必要です。ポプリオイルやフレグランスオイルは合成オイルでエッセンシャルオイル(精油)とはまったく別物です。エッセンシャルオイルの効能、効果はありません。
エッセンシャルオイルの効果・効能を期待するのであれば、信頼できるメーカーのエッセンシャルオイルを選べば安心できると思います。
エッセンシャルオイルは同じメーカー内でも、種類によって数千円から一万円以上するものまで幅があります。この場合は植物抽出のコストによって価格が変わるためで高いから効果があるとはいえないでしょう。香りにより効能、効果は様々です。
選ぶ基準の目安ですが、まず100%天然のエッセンシャルオイルであること。
100%ピュアまたは100%ナチュラルなどの表示があるかどうかを確認する。それ以外の合成添加物が入っていたりすると、肌を傷めたり、気分が悪くなったりして逆効果になる恐れがあります。次に日光に当たると変質しやすいので、褐色のガラス瓶に入っていること。そして最後に他社と比較して、値段が著しく安くないものであることです。
精油を使った足の臭い解消法
足の臭いにお悩みの方は男女を問わずたくさんいると思います。
足の臭い解消にはアロマテラピーが効果的です。
特に精油による足浴をおすすめします。
市販されているアロマテラピー用の精油がありますので、1~2種類買ってみて下さい。ラベンダー、ティーツリー、ユーカリ、ペパーミント、サイプレスなどがお勧めです。
そして購入の際には、必ず100%のエッセンシャルオイルと明記されているものを選んで下さい。それ以外のものは、身体に直接使用するには向きませんし、効果も薄くなります。
足浴の方法としては、洗面器にお湯をはり、精油を3滴までたらしてよくかきまぜてから、足首まで10~20分程ゆっくりつかってください。
中には刺激の強い精油もありますので、必ず適量を守り、ぴりぴりしたらすぐに洗い流し、次回からは使用を避けるか、量を減らすようにしてください。
精油はいろいろな種類を混ぜてブレンドしても構いませんが、必ず合計3滴に留めて、香りが飛んでしまったからといって足したりしないようにしてください。熱いお湯を足すか、お湯を捨てて最初からやり直した方が安全です。血行もよくなり、むくみも取りやすくなります。
ラベンダー、ティーツリー、ユーカリ、ペパーミント、サイプレスなどは、殺菌力に優れていますので、重曹に精油を数滴たらしてよく混ぜ、履かなくなった靴下や巾着袋に入れて口をしばり靴の中に入れておくと、靴の乾燥と殺菌に役立ちます。
また、お洗濯のすすぎの時に1,2滴加えるとよい香りとともに殺菌効果もありますのでよいと思います。
出来ればお店で直接匂いをかいで、お好きなものを選んでください。
ペットにアロマテラピー
近年、犬や猫、その他の小動物などをペットやコンパニオンアニマルとして大切に育て、共に生きる人が多くなり、専用のアロマテラピー商品も登場しています。
自分のペットに自己責任としてアロマテラピーを行なうのは獣医師法違反にはありませんが、
人間のひとりよがりな考えで利用することは賛成できません。
一般に動物は人間より臭覚が鋭く、人間とは異なる香りの好みを持っているといわれています。
特に犬は臭覚が大変鋭く、また腐臭に近いような、人間が嫌がるようなにおいを好みます。
精油や香水などの香りをかがされることは、犬にとっては拷問に近い行為であるとさえいわれています。
よかれと思って利用した香りがかえってストレスになることもあるので、その動物の習性をよく理解したうえで、適切にアロマテラピーを活用していきましょう。
精油とホルモンバランス
以前あるTV番組で女性ホルモンについて特集していました。その番組では女性ホルモンの分泌に「アロマテラピー」がいいといっていました。
ある番組で特集していたのはホルモンバランスについてでしたが、現代女性はホルモンバランスが乱れている方が非常に多いらしく、その影響で様々な不調が体に影響してしまっている方も少なくないのだそうです。私のまわりでも月経前症候群や生理不順、生理前のイライラを訴える方が非常に多いです。しかもホルモンバランスが崩れると、若くても更年期に近い症状が出たり、肌などにも影響が出てきてしまいます。
ちなみにある番組では、ホルモンバランスの乱れにはアロマテラピーが有効と
言っていましたが、アロマテラピーを学んでいる方にとっては、「当たり前」のことと思っている項目でもあります。
番組ではイランイラン10ml、クラリーセージ10ml、ゼラニウム10mlが、特に「ホルモンバランスを整えてくれます」と紹介していましたが、その他、女性に嬉しい働きをしてくれる精油は、花から取れる物がオススメでしょう。
ローズ5ml、ネロリ5ml、ジャスミン5mlの精油なども、ホルモンバランスや婦人科系に作用して、女性らしさを引き出してくれるといわれています。しかし花から取れる精油は、量が少なく手間がかかる為、お値段が高いというのがちょっと問題ですね。
自分が心地よいと思う香りが「その人にとって」一番効果がある精油だと思います。お好みの精油で、リラックスすることによってホルモンバランスのケアをするのがいいかもしれません。
しかしここで注意が必要なのは、いずれの精油もホルモンに関わる作用がある為、妊娠中の方は使用出来ませんので!
アロマ芳香器購入について
近年アロマテラピーに関心を持つ方が増えているようです。
アロマの香りを楽しむために芳香器の購入を考えているような方も多くなりましたが、エッセンシャルオイルだけを使用するものと水とエッセンシャルオイルをあわせて拡散する物と迷う方も多いのではないでしょうか。
もちろん芳香器といっても色々な種類があります。よくある一般的なアロマライト、アロマポットを使うものでは、水を使用するものとしないものはそれほど大きな違いはないようです。多少、エッセンシャルオイルだけのもののほうが、香りが強く広がると思いますが、水使用の場合はオイルを落した部分の汚れがつきにくいことはありますが、エタノールで拭き取れば、オイルだけのものでも問題なくすぐ取れます。
使う方の好みもあると思いますので、自分が気に入ったデザインの芳香器を選ばれたらいいと思います。
またディフューザーであれば、エッセンシャルオイルの粒子を拡散させる芳香器なので、あたためて香りを広げる電気式、ロウソク式より香りが広がりやすいのも確かですし、広い部屋での使用ならディフューザーがいいでしょう。
ロウソクを使うアロマポットは予算的には購入しやすいといえますが、以前火災事故が起きて問題になったこともあり、使用するときは注意が必要でしょう。
芳香浴によるアロマテラピーの楽しみ方
芳香浴とは、香りを浴びるという意味になります。
精油を使って自分の空間を気持ちよく整えて、香りを楽しむことによって心身のバランスをよりよくしてみませんか。
◆ハンカチなどを使って
ハンカチなどに精油を染み込ませて持ち歩いたり、机や枕元に置いて香りを楽しむ方法です。精油をつけた部分に直接肌が触れないように注意してください。また濃い色の精油は、ハンカチにシミができることもあるので注意しましょう!
◆芳香拡散器を使って
芳香拡散器とは、熱や空気で精油を香らせるものです。ご使用の際には、必ず取扱説明書をよく読んでから使用してください。
→キャンドル式芳香拡散器
アロマポット、オイルバーナー、オイルウォーマーなど、上皿に精油をたらし、キャンドルに火をつけて温める方式のものが一般的です。精油は引火しやすいので、次の点には注意してください。
・熱に弱い樹脂加工のテーブルやオーディオ機器の上に置かないでください。
・風のこない安定したところで、子供やペットの手の届かないところに置いてください。
・火のそばに精油の容器や燃えやすいものを置かないでください。
・使用中はそばを離れないでください。
・就寝時は必ず火を消してください。
・専用のキャンドルを使い、空焚きしないように注意してください。
→電気式芳香拡散器
部屋のムード作りに効果のあるアロマライトや電球にはめるアロマリングなど、ライトの熱で精油を温めて使うものです。ディフューザーは、精油の香りを電気式のエアーポンプで空気中に拡散させる器具で、広い空間に使用するのに効果的です。
涼感を演出するアロマバスソルト
立秋も過ぎたというのに、暑い日々が続いています。
暑い季節は入浴よりもシャワーで済ませてしまう方が多いですが、
爽やかな香りを使うと入浴も心地良いものです。
ペパーミント精油を浴槽に入れると
(全身浴5滴以下・半身浴、部分浴3滴以下)、
ヒンヤリした感覚が漂い、お風呂から上がっても身体は温かいのですが、
涼しい清涼感が残ります。
暑い夏には最適ですが、
その他、塩や重曹などに精油を混ぜて、ハーブもブレンドすると、
見る楽しさが加わりオススメです。
また香りと感触だけでなく、
お湯に清涼感のある色を入れると、涼しい気持ちにもなれます。
ハーブティーをつくるように、ウスベニアオイを濃く浸透させて、
お風呂に入れると、鮮やかなブルーが涼しさを演出できます。
浸出時間が長いと色が変わりますので、
お好みに合わせて調節してみてください。
蒸し暑い夏。涼しさを感じることができる涼感アロマテラピー
蒸し暑い夏、涼しさを感じることのできるアロマの精油で、芳香拡散器(アロマポットなど)を利用した芳香欲は涼しさを演出する方法のひとつです。
しかし水分を含んだアロマスプレーのほうが、よりひんやりとした涼感を演出しやすいでしょう。冷蔵庫で冷やしたアロマスプレーを使用すると、さらに涼しい感じをアップすることができます。部屋や玄関、社内などの空間にはおすすめの方法です。
また入浴する前に、浴室にアロマスプレーをしておくと、浴室が心地よい香りに包まれて、蒸し暑い浴室も涼しい感じに変えてくれます。
涼しさを感じさせてくれる、アロマスプレー
・材料
無水エタノール5ml、精製水45ml、精油10滴
・作り方
無水エタノールに精油を入れてかき混ぜ、精製水を追加し、全体を混ぜる。
①爽やかな大地をイメージするようなスモーキーな香り
(疲れているときに地に足をつけてエネルギーを高める)
(精油)レモングラス3滴、べチバー2滴、パルマローザ5滴
②すっきりとしたハーブの香りを楽しむ
(暑くてやる気のないときに集中力を高める)
(精油)ペパーミント4滴、ティートリー3滴、ユーカリ3滴
③フルーティーさが漂う香り
(暑さで血圧が高くなりがちな体を整えていく)
(精油)スィートオレンジ3滴、グレープフルーツ3滴、イランイラン4滴
④花が咲いている森林を思わせる香り
(免疫力や生命力を高めていく)
(精油)ローズウッド3滴、コパイバ4滴、ユーカリ3滴
⑤華やかでフルーティな香り
(暑くて食欲が無いときにおすすめ)
(精油)ゼラニウム4滴、グレープフルーツ4滴、レモン2滴
(注意)
スプレーするときは、目に入らないように気をつけてください。つくったスプレーは3週間以内に使い切りましょう。
蒸し暑い夏、熟睡に誘うアロマセラピー
暑い夜、焼酎やビールを飲んでベッドに入る人がいます。
酒は熟睡を助けるかもしれないが、効果はあくまでも一時的なものになります。
酒を飲めば、のどが渇いて用を足したくなり、睡眠の間に頻繁に起こされることにもなります。
熱帯夜を避けるためにホラー映画を見るのもいい方法ではありません。
怖い場面を見ると、交感神経が興奮して汗が出ます。
その汗が蒸発しながら体の熱を奪っていくので、ひんやりとした感じがするのは事実ですが、
興奮した交感神経を落ち着かせるのに相当時間がかかり、なかなか熟睡できなくなります。
扇風機やエアコンをつけておけば、体温は下がりますが、全体の睡眠過程から見れば、望ましくありません。体温が下がれば、われわれの体は再び体温を維持するために筋肉を収縮させ、栄養分を燃焼させます。このような活動が寝ている間に行われるので、熟睡はできなくなります。
床につく前にエアコンを1~2時間つけて、室内の気温を下げてから寝るのもいい方法です。
寝入った後は、1時間以内に運転が止まるように時間を調整しておくとよいでしょう。
熟睡を手助けするにはアロマセラピーを取り入れるのはいい方法です。
カモミールやラベンダー、ネロリのオイルの香りが役に立ちます。
湯の入った器にアロマオイルを2~3滴入れてから、香りを吸い込む。
湯船に5~10滴落として、全身をつけるのもいい方法です。
逆にペパーミントやジャスミンの香りは、かえって覚醒の効果があるので避けるべきでしょう。